水処理施設管理 仕事案内・1日の流れ
水処理施設管理の仕事
上下水処理施設で問題なく水がきれいになっているか、処理設備に異常が無いかの点検や操作、下水道管路の調査を行うことで長野県の雄大な自然環境や地域住民の暮らしを支えています。
こんな人におすすめ
- 知識欲がある人
- コツコツ仕事ができる人
- 小さなことに気づける人
- 野外で働くことが好きな人
下水処理

設備点検・機器の操作
施設内外を巡回し、設備・配管の音・温度・振動を確認します。ポンプやブロワーなどの操作点検、中央監視での水位・流量・濃度の監視により、異常を早期に把握、迅速に対応します。脱水機を使用した汚泥の脱水なども行います。

水質分析
処理前後の水を採水し、BOD・COD・SS・MLSS・pH・透視度などを測定。結果に応じて曝気や汚泥量を調整し、処理を安定化。基準内の放流水を維持。日々の変動をデータで把握し、曝気量や時間、活性汚泥量を調整します。
下水処理担当の一日
- 8:30出社・日常点検・水質分析

- 12:00昼食
- 13:00月例点検など

- 16:30片付け・事務作業
- 17:30退勤

上水処理

設備点検
施設によって異なる処理方式(膜ろ過・急速/緩速ろ過)に応じたポンプやろ過装置、バルブなどを日々点検・操作、監視モニターの確認によりトラブルの兆候を早期に発見し現場対応につなげることで、安心・安全な水の供給を支えます。

水質管理
水道水として適切な品質が保たれているかを確認するため、処理途中や処理後の水を定期的に採水し、水質測定機器や試薬を使って検査を行います。数値が基準を超えないよう、凝集剤や塩素薬品の注入量も調整します。

水源管理
河川水・地下水・湧水などの水源について、水量の変化や取水口の詰まりの有無などを、現地へ足を運んで定期的に確認します。特に山間部では、地盤の動きや雨量の変化で水の出る位置が変わることもあり、取水の安定性確保が重要です。
上水処理担当の一日
- 8:30出社・点検準備
作業内容確認 - 8:30日常点検・水質分析

- 10:00移動
別の施設の点検 - 12:00昼休憩
- 13:00月例点検

- 16:30片付け・事務作業
- 17:30退勤

管路調査

管路の調査・清掃
自走式のカメラを使用し、管路に腐食や破損・亀裂が無いか調査します。沈殿物が堆積していた場合は、高圧洗浄車や強力吸引車を用いて洗浄します。下水がスムーズに流れるように、道路の陥没などに繋がらないようにする重要な業務です。

マンホールポンプの点検
自然勾配では処理施設に下水が流れない場所に設置されているマンホールポンプが正常に動作しているか点検を行います。運転状況・電流のチェックやオイル・部品交換のほか、定期的なポンプ引き上げによる点検を行います。
管路調査担当の一日
- 8:30出社
- 9:00危険予知活動
- 9:30管路調査開始

- 12:00昼食
- 13:00作業再開

- 16:00片付け
- 17:00事務作業
- 17:30退勤









